『名刺交換の後に必ずやっておきたい、リピート対策に有効な3つの”手紙”』
前回、名刺交換することは、お店の診断に役立つというお話をしました。
リピート対策のためだけではなく、店長のレベルや、お店全体の商品力やサービス力など、自分のお店が、どのレベルにあるのかがわかります。
そして名刺の数によって、店長の実力もよくわかります。
名刺をたくさん集められる店長と、集められない店長では、その後の売上に大きな差がでます。
経営者が店に行かなくても、店長の実力がわかるのです。
名刺を集めるのはあくまでも第一段階で、集めるだけでは宝の持ち腐れです。
集めた名刺をどのように利用すればリピートに繋がるかをお話します。
集めた名刺に手紙を書くことが正解です……が、どのような手紙を書くかが重要です。
私の所にも手紙が送られてきたりしますが、よくあるのは、ありきたりの挨拶にクーポン付きです。
これでは、手紙をもらったお客様の心を動かして、次回も行こうという気持ちにはなりません。
みんなに送っているのがバレバレで、即、ゴミ箱行きでしょう。
重要なのは、お客様の心の感情に訴えかけることです。
魔法の手紙を書くことです。
ポイントは、店の「価値観」と「心の感情」をどれだけ、手紙に書けるかです。
私が勧めているのは、3つの手紙を送ることです。
3つの手紙とは
●「感謝手紙」
●「評価手紙」
●「割引手紙」
上の3つの手紙を、3回に分けて送ります。
「感謝手紙」は3日以内。
「評価手紙」は3週間以内。
「割引手紙」は3ヶ月以内。
なぜ、このタイミングなのか?
人間の脳は3の付くタイミングで物事を忘れるようにできてるからです。
リピートしてもらえない一番の理由は、『忘れられていること』です。
街には飲食店が溢れています。
お客様が外食しようと思ったとき、一番最初に思い浮かべるのは行ったことのある飲食店です。
その時に思い出してもらえるかどうかが重要になってきます。
では、どうすれば思い出してもらえるようになるのでしょう?
次回はその方法について、詳しくお話していきます。
外食虎塾事務局
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