売上前年比86.2%…しかし利益は130%以上アップ!!経費削減のポイントは営業時間の見直しにあった!?

『売上前年比86.2%…しかし利益は130%以上アップ!!経費削減のポイントは営業時間の見直しにあった!?』

売上前年比86.2%

しかし利益が131.6%アップした秘密を公開します。

この企業は、12月と1月で売上が10%以上ダウンしました。
しかし、なぜ利益が130%以上アップしたのか?
利益を大幅にアップできた理由は、いろいろあります。

この店舗の1番の問題は原価が異常に高かったことです。
前にも書きましたが、原価を目標の9%落とすことはできていませんが、7%は落とすことができました。

他に人件費と、その他の販管費を削減しました。
人件費削減のポイントはいくつかありますが、最初に営業時間の見直しをしました。

営業時間が長ければ、それだけ多く売れる確率が高いですが、反面、営業時間が長ければ、それだけ人件費、光熱費が多くかかります。
「深夜営業の売上はあるから……」とか「ランチをやることは当たり前だよ……」と安心している経営者がいますが、果たしてその売上で利益が出ているのか?
そこをチェックする必要があります。そこで、半年分の時間帯別売上をチェックして、利益が上がらない時間帯の営業を見直すことにしました。

 

人件費削減のためのもう一つのポイントは、アルバイトのシフトの組み方です。

月初めまでに予想売上を出し、それを元に、予想客数から人件費率の数値を決めます。
売上に対して人件費率は25%程度が妥当なので、売上目標が1000万円の店なら、人件費予算は250万円です。

この250万円をオーバーしないシフトの組み方をします。

 

ポイントは、店長に250万円の予算を決めたら、当月の1週間前に1ヶ月の人件費を計算しながら、シフトを組ませることです。
この企業でもそうでしたが、「人件費は▲▲円以下に抑えるように」と指示を出しても、できない店長も出てきます。

 

そんな時、経営者は、悩んでいる店長と一緒になってみてあげることが大事です。

そして経費削減に欠かせない、もう一つ大事なポイントがあるのですが……。

続きはまた次回、詳しくお話しします。

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