僅か3ヶ月で原価率が45%から38%に!原価率を下げて年間2520万円アップの秘訣とは…!?

『たった3ヶ月で原価率が45%から38%に激減!原価率を下げて年間2520万円アップの秘訣とは…!?』

あるコンサル先の焼肉店では、7月の原価率が、全店舗平均で45%でした。

これを3ヶ月で38%まで落とす計画を作り、結果は予定の数値になりました。
もちろん、お客様に提供する肉、料理のレベルは落としていない。

実施した内容の一部を公開しましょう。

【1】売上の5割を占有、原価50%を超える店の顔「カルビ」の原価はいじらない。

1番出ている商品、原価が高い商品の原価を下げると、全体の原価率は一気に下がり、目標数値になります。
しかし、安易に原価を下げようとして、1番の人気商品や、店の看板商品の原価を下げる為に、商品を変えてしまうのは危険です。
お客様は何を食べにお店に来ているのか?
お客様が目当てとしている商品のレベルを下げるのは、客離れの原因となります。
この場合は、売れない商品や、原価が高く在庫を抱える商品(骨付きカルビ、リブロースなど)をメニューから外すという方法で原価を下げます。

【2】棚卸しの在庫を減らす。

理由は、在庫が多いとロス率が高くなるからです。
発注したものは、月内に売り、月末の仕入れ方法を工夫し、翌月に在庫を残さないことを徹底した。
料理長は大変だけど、商品のレベルを下げずに原価を下げるには、必要不可欠なことなので、そこを理解させる。

【3】料理長に数字を管理することを義務づける。

これには3回の勉強会を実施しましたこのような方策を実施することで下記のような結果に繋がりました。
8月の原価率 40%達成。
9月の原価率 39%達成。
10月の原価率 38%達成。
11月の目標原価率は37%です。

45%もあった原価率が、38%に下がるということは、月に1000万円の売上がある店舗の場合、今までの利益+35万円の利益ということになります。
原価率を下げただけで35万の利益が増えるのです。
年間420万円増えるんですよ!
6店舗だと2520万円も増えます。
逆を言えば、今までは年間2520万円の無駄遣いをしていたということです。

しかし、先ほども書きましたが、利益が増えるからといって、やたらむやみに原価は下げないようにしてください。お客様が減り、売上自体が落ちてしまうことがあるからです。

 

さて今日は、4店舗の現場チェックです。

今月も目標原価達成に向けて、頑張ります!!

 

みんなも大変だけど、結果が出るとやる気も出る。
皆さんも是非試してみてください。

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外食虎塾事務局

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