外食虎塾2024 第5回開催安田塾長まとめ

第1部:株式会社イートファクトリーホールディングス 代表取締役 山口功氏

イートファクトリーの山口社長は、海外進出を成功させるために、いくつかの重要なポイントを大公開。

海外進出の成功の8割は○○のある国を選定する事で決まる。
市場の成長性だけでなく、気候や食文化、宗教なども考慮する必要もある。
これらの要素を見極めるためには、何度もその国を○○○ことが重要。
次に、法的アジャストも確実に行う必要があり資本ルールや独自の法律、嫌がらせ対策など、その国特有の○○○に対応する必要がある。

また、名義の在り方やその他の○○○にも注意が必要。
さらに、保有ブランドを相手国に○○させることも重要で、味の嗜好や価格帯、メニューの構成、ボリュームなど、現地の消費者に合わせた調整が必要で、ローカライズすることで、地域のニーズに合ったサービスを提供が可能になる。
相手国の急激な変化に乗り遅れないことも重要で、国の変化や成長、ブームやトレンド、消費者の嗜好性や価格帯などに敏感に○○するにしないとダメ。

マネジメントは、成長環境や仲間意識、ファミリー感、駐在メンバーのマインドやモチベーションなど、現地の文化や環境に合わせたマネジメントも必要になる。
ちなみに、山口社長のマニラのお店は月商5000万を超えてます。

最後に、成功に絶対に必要なものは、相手国への『⭕️』
相手国の文化や風習を尊重し、現地の人々との信頼関係を築くことが大事で、⭕️⭕️を持って事業を展開することが、成功への道が開けるのです。

 

第2部:株式会社トランジットジェネラルオフィス 代表取締役社長 中村貞裕氏

トランジットの中村社長の講義は、外食業界で成功するための実践的なスキルや知識をこと細かく講義してもらいました。

①プロデュース(クリエイティブディレクション&ブランディング)
– 外食業界におけるプロデュースの重要性について、直営店舗、運営受託店舗、合弁会社店舗の運営において、クリエイティブディレクションとブランディングの手法を活用することで、どのように成功を収めるかを具体的な事例を交えて講義。

②直営店舗と運営受託店舗で、どのようにして赤字店舗を黒字化したのか、具体的なプロデュース力のカギを享受。
– 直営店舗と運営受託店舗の違いや、それぞれの特徴についても詳しく説明いただきました。
どちらの経営形態が自分のビジネスに適しているのかを判断するための情報提供もわかりやすく説明。

③オペレーションプラットフォーム会社としての役割は、
– 外食業界におけるオペレーションプラットフォーム会社の重要性について、人に頼るお店作りやプロフェッショナル集団の育成、BtoBビジネスの戦略など、効果的なオペレーションプラットフォームの構築方法を勉強。

④街作りの多様性
– 飲食店を中心とした街作りの多様性について、サウナ、ゴルフグッズ、ヘッドスパ、コラボカフェ、ケータリングなど、異業種とのコラボレーションや多角的な事業展開によって街に活気をもたらす方法など、細かくノウハウを教えていただきました。

⑤マーケティング戦略
-流行を知るプロフェッショナルとしての存在感を築くためのマーケティング戦略について、情報収集と共有の重要性、インプットとアウトプットのバランス、ブームからトレンドへの展開方法などを学びました。

中村社長のお話は、外食業界の成功事例や戦略、マーケティング手法などについての具体的なお話で、塾生は外食業界における事業拡大や競争力に役立つ知識を得ることができたはず。

 

第3部:カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長 / ZEROCO株式会社 代表取締役社長 楠本修二郎氏

カフェカンパニー楠本社長の登壇。講義のテーマは「みなさんにとって外食の”成功”のゴールとは?」

このテーマに基づいて、外食業界の現状や将来に向けた取り組みについて講義。

まず、日本の問題として、人口減少や地球温暖化の影響を受ける食事について、人口の減少により、食事の需要や供給に変化が生じてる。

地球温暖化の進行によって食品生産にも悪影響が及ぶ可能性があり、太陽光パネルの普及によって日本の原風景も変わっていくし、急激な円安によって輸入食品の購入が困難になる可能性も懸念される。

世界に目を向けると、2050年までに世界人口が100億人に達することや、アルゼンチン式の食生活が地球資源の7.4倍必要とすることが挙げられる。

このような状況下で、外食業界はリーダーシップを発揮し、食産業全体のブランディングや取り組みを行うことが重要。

具体的な取り組みとして、ZEROCO株式会社が設立し、「おいしい未来研究所」を社内に設置、おいしい学校や共創プロジェクトなどを展開している。

また、高鮮度を保ちながらおいしさを追求する独自の技術を持っている、これがやばい、、、ここで書けません。

ZEROCOの取り組みとしては、持続可能な農業や漁業、畜産業の構築を行うことや、地方創生やふるさと納税の活用、おばあちゃんの味や隠れた名店のレシピを継承することや、グリーンロジスティクスの構築など、環境に配慮した取り組みも行っています。

ZEROCOは、外食と農業などを別々の産業として捉えず、連携して取り組むことで、持続可能な食の未来を実現しようとしています、、、、。

楠本社長のお話は、地域、日本規模ではなく、世界、地球全体がこれからどうなって行くのか。
それに対して、外食業界は、どうように乗り越えて行くと成功するのか。

誰もがわからない、難しい未来を細かく、あらゆる角度から、紐解いていく貴重な講義でした。

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外食虎塾事務局

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