外食虎塾2024 第6回開催安田塾長まとめ

大嶋会長、内山社長、武長社長の3名が登壇！！

講義の後の、懇親会は今まで1番の盛り上がり、講師の内山社長の麻布台ヒルズの居酒屋「内山」で開催！

内山社長が、自らカウンターに入り料理を作り、自ら司会をして盛り上げ、懇親会の時間もオーバー、お酒は高級ワインまで提供してもらったおかげで、塾生もテンションが上がり、過去にない盛り上がりでした。

大嶋社長も笑いあり、お褒めありの乾杯の挨拶、締めの感動的な一言。

武長社長も、食事はほとんど出来ないくらい、塾生達と熱いトーク、締めの楽しい一言など、3人とも強烈な言葉ばかりで、最高の虎塾になりました！

1. 第1部：株式会社てっぺん　取締役会長　大嶋啓介氏
2. 第2部：株式会社MUGEN　代表取締役社長　内山正宏氏
3. 第3部：東証スタンダード上場！株式会社一家ホールディングス　代表取締役社長　武長太郎氏

第1部：株式会社てっぺん　取締役会長　大嶋啓介氏

大嶋啓介氏は、居酒屋甲子園創業者で「てっぺん」いう居酒屋チェーンを展開していて、日本で1番有名な外食人です。

大嶋啓介氏は、夢を叶えるためのコツとして「面白がること」、夢を追い求めるときには、深刻になるよりも楽しむことが大切、夢を追いかける過程を楽しむことで、モチベーションが高まると。

また、鼻血目標の心得について、鼻血目標とは、心から熱くなるような目標のことで、居酒屋甲子園では、社員に対してどんな目標を立てているかをメンバー同士でディスカッションする時間を設けていて、目標に向かって一緒に頑張ることで、チームの結束力も高まる。

リーダーシップについては、リチャード・ブランソン氏の言葉を引用、「最高のリーダーの条件は、誰よりも仕事を楽しんでいる人だ」という言葉、飲食店経営者としても、仕事を楽しむことが大切だということを強調、社員が仕事を楽しむことができる環境を整えることが、成功への鍵となると。

さらに、斉藤一人氏の言葉として「50歳になったら、真面目が天敵」、これも仕事を楽しむことの重要性を示し、真面目になりすぎると、楽しさや創造性が失われてしまうかもしれない。

また、日本一の居酒屋を目指していたと、、、人が輝くお店を作りたいという思いを持っており、そのために研修を行い、日本の飲食業界を変えることを目指してきました、、、それは今後もやりつづける。

今日の大嶋啓介氏の講義やビデオから、仕事を楽しむことの大切さや、夢を追いかける姿勢が成功の鍵だとヒシヒシと伝わってきました。

新たな発見で、ハッとしました。

第2部：株式会社MUGEN　代表取締役社長　内山正宏氏

内山社長は、以前は居酒屋甲子園のカリスマ大嶋啓介氏とともに働いていて、てっぺん独立第1号社長です。

“食を通じてすべての人の幸せの力になること”を理念として掲げていて、お客様からもらった感謝の気持ちを協力会社やスタッフに伝えて共有することが重要と。

新たな挑戦では、難易度の高い価格帯に変えた居酒屋を開業することに挑戦し、今1番話題の「麻布台ヒルズ」の店は自ら店頭に立ってる。

スタッフを第一に考えていて、社員面談の実施、社員からの直接の電話対応やメンタルケアに取り組んでいることについて、採用増加よりも離職防止に力を入れていること、親御さんへのお歳暮の贈呈や社員イベントの開催、ポイント付与など、社員の働く意欲を高める取り組みが凄い。

また、地元の福井県美浜町のお米を利用していることや、農家さんとの協力関係も会社の強みです。

腕のある職人との協力や技術の伝承、若手社員の育成について、独自の手法で人材育成をしている。

また、ここでは書けないノウハウや笑い話もあり、あっという間の楽しい講義でした。

第3部：東証スタンダード上場！株式会社一家ホールディングス　代表取締役社長　武長太郎氏

20歳で起業、昔から「人をもてなす」ことが好きであり、それを基に事業を展開、1997年には、千葉県市川市本八幡に「こだわりもん一家1号店」というお店を出店、知り合いのバーのママさんから譲り受けたものでしたが、最初のお客様から喜びのメッセージをもらったことで、人を喜ばせることの喜びを感じ、それ以降、毎日反省会を実施、お客様の立場に立って考えることの重要性を学び、この結果、クレームが減っていったと言う。

2002年には、5店舗まで展開しましたが、W杯の年に業績が悪化、しかし、2005年に居酒屋甲子園の大嶋啓介氏と出会い、これがキッカケで、全国の居酒屋さんとの交流を通じて自己成長を図る事が出来て、「博多劇場」成田店をオープン、12年間連続で売上を伸ばしきた。

2011年には、東日本大震災後にブライダル事業を始める大きな決断をし、居酒屋しかやってない外食企業が5億円の巨額投資、、、、目の前に立つ東京タワーを見て、会社の理念に照らし合わせ、新たな挑戦をすることを思い立った、これが大成功し、上場への道が拓けた。

グループミッションは、「あらゆる人の幸せに関わる日本一のおもてなし集団」で、おもてなしに関わる事業を展開し続けることを目指しています。

一家ホールディングスの強みは、元気で明るいチーム作りと、明日に向けての成長意欲で、彼らは常にブラッシュアップを図り、より良い未来を目指している。

一方で、成長スピードが遅いことも認識しており、人材の採用、定着、育成の課題に現在取り組んでいます。

最後に、好きなことを仕事にすることの重要性について、自分の好きなことを極めることが特技となり、他の人との差を生み出し、周りの人を喜ばせることができる、、、これは改めて私の心にグサリと響きました。